324:1[saga]
2013/10/02(水) 18:42:06.25 ID:2COECal70
陣川の言う通り、突然この家に現れた二人の話はまったく噛み合っていなかった。
一人はここは北田の家だと言い、もう一人はここは佐伯の家だと言い…
まるで古い情報を持ってやってきたような感じがした。
カイト「と…とりあえず…あなた方はこの家に何の用があって来たか教えてもらえますか。」
325:1[saga]
2013/10/02(水) 18:43:21.52 ID:2COECal70
カイト「な…なんだかアンタたちの話どっかおかしいんだけど…
特にアンタ…佐伯さんの事件が3年前じゃないだろ!あの事件はもう5年も前に起きたんだぞ!?」
―「そんな馬鹿な事を言わないでくれよ、佐伯家の事件は杉下さんから聞いた話なんだからね!」
326:1[saga]
2013/10/02(水) 18:43:47.13 ID:2COECal70
陣川「このままじゃ埒が明かないな…そうだ!所属と名前を教え合うってのはどうだろうか。
それなら何かわかるかも!」
カイト「なるほど、それはいい考えですね。」
327:1[saga]
2013/10/02(水) 18:44:49.85 ID:2COECal70
カイト「警視庁特命係の甲斐亨!」
神戸「警視庁特命係の神戸尊です!」
328:1[saga]
2013/10/02(水) 18:45:18.06 ID:2COECal70
陣川「亀山さんにソンくん!?ていうかソンくん生きてたんだね…よかった!」
ギュムッ
329:1[saga]
2013/10/02(水) 18:45:44.58 ID:2COECal70
右京「なるほど、そういう事でしたか。これで長年の謎がようやく解けました。」
亀山「右京さん!」
330:1[saga]
2013/10/02(水) 18:46:12.25 ID:2COECal70
右京は亀山と神戸が出したパスポートと免許証を見てある確信に至った。
右京「やはり僕の思った通りです、それでは説明しましょう。
亀山くん、神戸くん、キミたちはこの時代に…過去の世界からこの未来に
タイムスリップしてしまったのですよ!」
331:1[saga]
2013/10/02(水) 18:47:06.26 ID:2COECal70
右京「ではまずこの亀山くんのパスポートを見てください、入国スタンプが押されるところ
何も無い…真っ新な状態じゃないですか。」
亀山「そ…それがどうかしたんですか?」
332:1[saga]
2013/10/02(水) 18:47:44.44 ID:2COECal70
カイト「いや…今は2013年ですよ…」
亀山、神戸「「…」」
333:1[saga]
2013/10/02(水) 18:49:54.89 ID:2COECal70
亀山「いや…それにしても右京さんや陣川さんは全然変わんないから実感ないですね…
しかし…この二人が俺の後任なら…俺は2013年にはもう特命を辞めちゃっている訳なんですね…」
神戸「僕も…2013年には特命を辞めているか移動になっていると…
そういう解釈になるんでしょうか?」
334:1[saga]
2013/10/02(水) 18:50:37.08 ID:2COECal70
右京「恐らくこの現象は…この家が原因でしょう、この家に溜めこまれた呪いの力が
増大してしまい時空が歪められた、結果過去の世界から亀山くんと神戸くんがやって来てしまった。
恐らくこういう事だと思われます。」
亀山「ここが未来の世界…教えてください右京さん!一体未来で何が起こったというんですか!?」
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