413:1[saga]
2013/10/05(土) 12:11:43.85 ID:XXiRtKiy0
少女「ハァ…どうしよう…」
カイト「子供?」
陣川「お嬢ちゃんこんなところで何しているんだい?」
414:1[saga]
2013/10/05(土) 12:12:35.65 ID:XXiRtKiy0
少女「…家出少女…」
カイト「他人に名乗らせておいて自分は思いっ切り偽名じゃんかよ!」
少女はどこか訳ありな感じがした、少女はその理由を暈して他の話題に切り替える。
415:1[saga]
2013/10/05(土) 12:13:08.17 ID:XXiRtKiy0
右京「まぁいいじゃないですか、あとで僕たちがこの少女を家まで送って行けばいい事ですから。
それよりも家の中に入りましょう、急いで確認したい事がありますから。」
カイト「まあ杉下さんがそういうならいいですけど…」
416:1[saga]
2013/10/05(土) 12:13:40.00 ID:XXiRtKiy0
こうして右京、カイト、陣川、そして先ほど家の玄関前で知り合った少女は旧佐伯家の中に入った。
陣川「中に入ったはいいけど…なんだこりゃ…」
417:1[saga]
2013/10/05(土) 12:14:06.28 ID:XXiRtKiy0
陣川「ではもう佐伯伽椰子の呪いは無くなったのではないでしょうか?」
少女「伽椰子おばさんの呪い?」
右京「おや、あなたは佐伯伽椰子さんとお知り合いなのですか?」
418:1[saga]
2013/10/05(土) 12:15:36.02 ID:XXiRtKiy0
右京「カイトくん、キミはこの世界が本当に元の世界だと思えるのですか?」
カイト「へ?」
家出少女「元の世界?」
419:1[saga]
2013/10/05(土) 12:16:43.47 ID:XXiRtKiy0
カイト「じゃあまさか…まだどこかの世界じゃあの亡者だらけの地獄の世界が存在してるって事ですか!?」
右京「恐らく…間違いないでしょうね。」
陣川「しかし何でそんな事がわかるんですか?何か証拠でもあるんですか?」
420:1[saga]
2013/10/05(土) 12:17:39.15 ID:XXiRtKiy0
右京「先ほども言った通り僕はこの世界は違う時間軸だと申し上げました。
この世界の佐伯伽椰子は僕たちが過去の世界に行き、あの悲惨な事件を止める事に成功できた。
しかし…元の世界の佐伯伽椰子はどうでしょうかね?彼女はどうなったと思いますか?」
陣川「元の世界の佐伯伽椰子?」
421:1[saga]
2013/10/05(土) 12:29:07.62 ID:XXiRtKiy0
カイト「でもここは違う世界なんでしょ!
もうこの世界には呪われた亡者たちやあの佐伯伽椰子はいないんじゃ…」
カイトの言う通りだった、確かにこの世界には亡者もいなければあの全ての元凶である
佐伯伽椰子すらいないのだから…
422:1[saga]
2013/10/05(土) 12:29:36.45 ID:XXiRtKiy0
カイト「でもここは違う世界なんでしょ!
もうこの世界には呪われた亡者たちやあの佐伯伽椰子はいないんじゃ…」
カイトの言う通りだった、確かにこの世界には亡者もいなければあの全ての元凶である
佐伯伽椰子すらいないのだから…
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