497:1[saga]
2013/10/06(日) 00:41:26.16 ID:ZoSo9QQQ0
右京「キミ、何故先ほどあのご主人にフライパンで頭を殴られるなどと言ったのですか?
普通フライパンは殴る物ではありませんよ。」
神戸「お言葉ですが……僕にもよくわからないんです…
ただ…あの奥さんの顔を見たら何故かそう思ってしまって…」
右京「そうですか、それよりもよかったですね。」
神戸「よかったって何がですか?」
右京「城戸充の事ですよ、彼からお礼を言われたのでしょう。」
神戸「そんな…いくら本人からお礼を言われても…僕が犯した罪は一生消える事はありません。
僕はこれからもこの罪を背負って生きていきますよ!」
右京「そうですか、キミの潔癖なまでの正義感は…不器用ですね。」
神戸「お言葉ですが、杉下さんほどではありませんよ。」
そして彼らは墓地を照らす日の光を見上げた、それはまるで天国へ昇る城戸充を見送るようであった。
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