過去ログ - まどか「もう大丈夫だよっ」まどか「あなたは……!」
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159: ◆D4iYS1MqzQ[saga]
2013/12/01(日) 07:48:10.59 ID:9G+GvZHoo

ほむら「ごめんなさい……ごめんなさい……」

いつものキリッとした姿からは想像も出来ない、幼い子供のような泣き顔。
それを見たわたしは、一瞬、恐怖も忘れた。

まどか「いったい何があったの?」

手を貸して、マミさんを静かに地面に下ろす。
ほむらちゃんは涙が止まらない。赤く腫れた目を、両手でゴシゴシとこすっていた。
わたしは「そんなにこすったらダメだよ」と言って止めようとしたけど、
ほむらちゃんは首を振って拒んだ。声を絞り出して、

ほむら「なんでもない……何でも無いのよ」
ほむら「だいじょうぶ……大丈夫だから、気にしないで、まどか」

そう言いつつ、顔を背けるほむらちゃん。どうしてだろう?
魔女に、なにか良くない夢を、見せられたのかな?
涙を拭き終えて、いつもの調子を取り繕う、ほむらちゃん。

ほむら「遅くなってごめんなさい。ちょっと油断したの」
ほむら「ええ、大丈夫よ。あんなの、ただの夢だものね……」

でも、その目は真っ赤に充血していて、しかも声は鼻声だった。

まどか「ほむらちゃん……」


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