過去ログ - まどか「もう大丈夫だよっ」まどか「あなたは……!」
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197: ◆D4iYS1MqzQ[saga]
2013/12/17(火) 05:10:58.89 ID:RgB0/Co3o

その彼女が、目を閉じて、ゆっくりと口を開いた。

魔まどか「説明は明日、みんなが起きてからでも遅くはないでしょ?」
魔まどか「それにさやかちゃん。順番が違うのは、お互い様だよ」
以下略



198: ◆D4iYS1MqzQ[saga]
2013/12/17(火) 05:18:44.69 ID:RgB0/Co3o

さやか「はぁ……たぶん、大丈夫よ」

疲れたようにため息をつく。うつむいたまま、手を握りしめて。
さやかちゃんの目は真剣で、何か考え込んでいるように見えた。
以下略



199: ◆D4iYS1MqzQ[saga]
2013/12/17(火) 05:20:52.12 ID:RgB0/Co3o

さやか「……にしても、今日はマジでヤバかったわ」
さやか「なんなの、あの魔女! マミさんがやられるなんて、聞いてないって!」

話題を変えるように、さやかちゃんが明るく言った。わたしは視線を動かした。
以下略



200: ◆D4iYS1MqzQ[saga]
2013/12/17(火) 05:22:22.56 ID:RgB0/Co3o

思わず身を乗り出していた。あれだけ奇跡も魔法も見せられてきたのに、
わたしはまだ現実味が無かった。さやかちゃんの言葉で認めてほしかった。

さやか「まだ確かめてないけど、キュゥべえが言ったでしょ?」
以下略



201: ◆D4iYS1MqzQ[saga]
2013/12/17(火) 05:27:10.40 ID:RgB0/Co3o

指輪をはめた手を握りしめて、さやかちゃんは力強く笑った。

さやか「契約はね、願いごとを叶えるだけじゃない。力だって手に入るんだ」
さやか「今日、まどかのピンチに駆けつけられて、あたしは嬉しかったよ」
以下略



202: ◆D4iYS1MqzQ[saga]
2013/12/17(火) 05:34:11.12 ID:RgB0/Co3o

すぐにそう言えたことに、わたしは驚いた。
さやかちゃんも少し驚いたような顔をしていた。
でも、すぐに笑って、こちらに向き直って、

以下略



203: ◆D4iYS1MqzQ[saga]
2013/12/17(火) 05:37:59.19 ID:RgB0/Co3o

さやかちゃんは何度もうなずいて、どこか遠い目をした。

さやか「そっかー……そうだよね。やっぱり、見てるだけってのはイヤだもんね」
さやか「でも、なんか良いなあ。マミさんと、あたしと、まどかで、この街を守るんだね」
以下略



204: ◆D4iYS1MqzQ[saga]
2013/12/17(火) 05:40:02.90 ID:RgB0/Co3o

廊下の方から声が聞こえて、わたしたちは振り向いた。
黒いワンピースのすそが見えて、次にお盆を抱えた姿が現れた。
にっこりと笑う。もう一人のわたし。魔法少女のわたし。契約したわたし……。

以下略



205: ◆D4iYS1MqzQ[sagesaga]
2013/12/17(火) 05:42:16.34 ID:RgB0/Co3o
今日はここまで。次回は今週末


206:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/12/17(火) 05:43:12.36 ID:/PhfoFcgo

楽しみに待っとる


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