過去ログ - まどか「もう大丈夫だよっ」まどか「あなたは……!」
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◆D4iYS1MqzQ
[saga]
2013/09/21(土) 00:54:29.83 ID:CSALNAICo
〜ほむら視点〜
魔まどか「ほむらちゃん、全然分かってないでしょ!」
ほむら「あら、アイツは"前の世界から一緒に来た仲間"じゃないでしょう」
魔まどか「それはそうだけど!……うーん」
悩むまどかをよそに、私は薄暗い通路を駆け抜ける。
白い小動物的な姿が、猫のようなすばしっこさで角を曲がる。
私は手にした拳銃の弾丸を立て続けにばらまいていく。
命中させるためというより、コースを誘導するためのけん制として。でも。
未来QB「前の世界で僕がたどったコース、そのままだね」
未来QB「このまま行けば、まどかと接触してしまうよ」
ほむら「うるさい、分かってるわ」
魔まどか「ねえ、ほむらちゃん?」
ほむら「なに!? いま忙しいのだけど!」
後ろからついてくるまどかは変身済みだったけど、その顔には緊張感が全く無い。
まだ戦いを経験してないのだから当然とはいえ、温度差を感じずにはいられない。
魔まどか「ほむらちゃんがこの世界のわたしと仲良くなって」
魔まどか「キュゥべえと契約しないように、説得できないの?」
魔まどか「そうしたら、こんなことしなくたってさぁ……」
ほむら「無理よ!」
魔まどか「どうして?」
ほむら「どうしてって、信用してもらえるわけないじゃない!」
魔まどか「そうかなあ……」
私は唇を噛んだ。まどかの言うとおりだ。こんなこと何の意味もない。
さっさとまどかの所に行って、仲良くなって、信頼を得るべきなのだ。
そんなこと、私だって重々承知よ。じゃあなぜそうしないのかって?
……いちいち言わせないでほしい。
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