過去ログ - まどか「もう大丈夫だよっ」まどか「あなたは……!」
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232: ◆D4iYS1MqzQ[saga]
2013/12/29(日) 03:48:28.04 ID:Bjba1a0To

ほむら「離して、まどか」

ためらわずにそう口にしたとき、ああもうダメだなと思った。
人間のクズね……ああ、人間じゃないんだっけ。もうどうでもいいわ。

まどか「大丈夫だよ」

たぶん、まどかは誤解していた。私がまだ戦いたがってると思ったのだろう。
違うのに。あなたを勝手に巻き込んで、見捨てて、逃げ出そうとしてるのに。

でも、そのとき気付いた。
確かにまどかの顔には、涙の流れた跡があって、目も真っ赤に充血していた。
でも、いま、その目は静かな決意に燃えていて、力強い光を放っていた。

ほむら「まさか……」

まどか「ごめんね、ほむらちゃん」
まどか「わたし、結局ほむらちゃんのこと、なんにも分からなかった」
まどか「どうしてこんなに、わたしのこと守ってくれるのか、全然」

ほむら「それはっ……」

まどか「不思議だよね。あなたとは絶対にどこかで会ったことある気がする」
まどか「これがお別れだと思うけど、もしまた会えたら、そのときは」
まどか「そのときは、ちゃんと全部、わたしに話して欲しいな」

ほむら「まどか……」

QB「願いごとは決まったかい?」


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