過去ログ - まどか「もう大丈夫だよっ」まどか「あなたは……!」
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24: ◆D4iYS1MqzQ[saga]
2013/09/21(土) 01:00:17.49 ID:CSALNAICo

暗い銃口がわたしに向けられていた。足が震えて動けなかった。
マミさんも怯えていた。でもわたしのほうが怯えていた。わたしは怖かった。

魔まどか「違う、違うんです、マミさん……!」
魔まどか「わたしはみんなを助けに来て……こわい、撃たないで……!」

マミ「言ってることが無茶苦茶よ!」
マミ「みんなって一体だれのこと! なぜキュゥべえを襲うの! なぜ――」
マミ「私を攻撃しようとするの!」

魔まどか「話を聞いてくださいって……!!」

助けに来たのに、ひどい。銃を向けるなんて、ひどい。
ひどい、ひどい、マミさん、こわい、こわい、撃たないで。

わたしに銃を向けないで!

魔まどか「――言ってるでしょ!!」

瞬間、わたしのソウルジェムが今までよりずっと明るく、輝く。
目を上げる。その光の波がマミさんに向かうのを見た。

でも、さすがはマミさん。
華麗な身のこなし。そんな攻撃、当たるわけないよね!
光の波が殺到して壁を吹き飛ばす。でも地面を転がったマミさんは起きあがる。
構えられるマスケット。銃口はピタリとわたしのほうを向いて――あれ?

銃声が響き渡った。


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