過去ログ - まどか「もう大丈夫だよっ」まどか「あなたは……!」
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260: ◆D4iYS1MqzQ[saga]
2014/02/03(月) 00:54:02.04 ID:yP7EeqhCo

〜まどか視点〜

マミ「私たちだけでお茶するの、ちょっと久しぶりね」

透明なテーブルにお盆が置かれる。静かに座って一息ついて、マミさんがそう言った。
買ってきたケーキをさやかちゃんがお皿に移している。紅茶の水面が少し波打った。
いつも通り、マミさんの部屋で、楽しいお茶会の時間……なのに、いつもと違う。

さやか「あの二人は勝手にさせときゃ大丈夫ですって」
さやか「抜け駆けしてマミさんのお茶会サボるとかねー……ったくもう」

言いながら、チョコレートケーキのお皿をマミさんに渡す。
困ったように笑うマミさんが受け取る。わたしもケーキのお皿を受け取って、
フォークを二人に配った。マミさんが口を開いた。

マミ「もちろん彼女たちにも、来てほしかったけど……」
マミ「そうじゃなくてね。なんていうの? この3人でお茶会するのって……」
マミ「最近は無かったから、ちょっと懐かしい感じだなって、ね」

ニコッと笑うマミさんに、わたしとさやかちゃんは何も答えなかった。
けど、わたしは小さくうなずいた。さやかちゃんは黙って紅茶を口に含んでいた。


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