過去ログ - まどか「もう大丈夫だよっ」まどか「あなたは……!」
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282: ◆D4iYS1MqzQ[saga]
2014/02/12(水) 04:01:53.28 ID:LKXKsxFso

さやか「しっかし、急に休みなんて言われても、どうしていいか――っ」

言っている途中で、さやかちゃんは何か思いついたみたい。
別れ道で急に足を止めて、わたしたちにくるりと向き直った。

さやか「それじゃ、今日のさやかちゃんはオフということでっ」
さやか「この辺で失礼しちゃいます。――転校生、ありがとね」

ほむら「その"転校生"って言うの、いい加減やめてちょうだい」

さやか「神様、仏様、ほむら様……!」

ほむら「そういうのは良いから……」

脱力して肩を落とすほむらちゃん。さやかちゃんはちょっとだけ真面目な顔になって、
「だったら"美樹さやか"って言うのもいい加減やめてよ」と言った。
何となく、わたしはほむらちゃんの横顔を盗み見た。その口が開いて、

ほむら「"転校生"よりはまだマシじゃない。名前で呼んであげてるんだから」

結局、二人が名前で呼び合う日が来るのは、まだ先のことみたいだった。
今の流れには、すこし期待したんだけどなぁ……。

さやか「やれやれ。じゃあ、本当に今日はこれで。まどかも一緒に来る?」

半分歩き出しながら、さやかちゃんが誘ってくれた。
さやかちゃんは、まだどこに行くのかも言ってないけど、わたしには分かっていた。
方向もそうだし、さやかちゃんならそこに行くだろうなと分かっていた。もちろん上条くんだ。
でも、今日のわたしには別の用事があった。

まどか「ありがとう。でも、今日はわたしもやること、あるから」

さやか「そっか。そんじゃ、またね!」


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