過去ログ - まどか「もう大丈夫だよっ」まどか「あなたは……!」
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◆D4iYS1MqzQ
[saga]
2014/03/02(日) 17:17:53.67 ID:RnYLcVIto
QB「もっとも、因果関係までは確認できてないんだ」
QB「確かめる方法自体は単純なんだけど、実行するのは難しいしね」
杏子「その二人を、見滝原から追い出せばいいんだろ?」
杏子「それで一連の異変が収まれば、やっぱりそいつらのせいだったってことだ」
マミ「そんな勝手なこと、許されないわ」
マミ「時期が重なったのは、偶然に決まってる」
杏子もブランコから立ち上がり、隣に立ってマミの横顔を覗いた。よく見えない。
最初からずっと拒絶され続けているが、話の内容は着実に理解してもらえている。
でもやっぱり、マミは相当頑固だった。杏子はため息を押し殺して、話を続けようとする。
杏子「まあ、追い出すって言ってもね。キュゥべえから聞いたけど」
杏子「その二人の使う魔法、時間操作だっけ? 正直、手の出しようが無いんだよね」
杏子「となると、やっぱり、マミだけこの街から離れるしか無くて――」
マミ「――余計なお世話なのよ」
ボソリと呟いた。マミはうつむけていた顔を上げ、疲れたようにため息を吐いた。
杏子に向き直り、目を開いて、勢いよく身を乗り出す。思わず片足を引く杏子。
マミ「私はこの街に残るわ。死なないように努力する。それでいいでしょ!」
マミ「大体、いまさら私のこと心配する振りなんかしないで。勝手に出てったくせに」
マミ「私いまここで幸せなの。邪魔しないで。本当は何か別の狙いがあるだけなんでしょ」
畳みかけるように言い切って、マミは深く息を吐いた。鋭い眼光が杏子に突き刺さっていた。
杏子は舌打ちして、くるりと回ってマミに背を向けた。
杏子「もういい、勝手にしろ」
捨て台詞を吐いて、杏子は歩き去っていく。その背中が遠くなっていく。
マミはしばらく立ち止まっていたが、やがてその場に座り込んだ。
その様子を、少し離れて、キュゥべえは黙って見つめていた。
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