過去ログ - まどか「もう大丈夫だよっ」まどか「あなたは……!」
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330: ◆D4iYS1MqzQ[saga]
2014/05/01(木) 11:52:58.02 ID:macMOcuro

彼女が少し声を大きくして、わたしの視線はその表情にくぎ付けになった。
何だか後ろめたいものが込み上げてくるような、それは「裏切られた」という表情だった。
こちらに身を乗り出す彼女が、真剣な顔で言う。

魔まどか「前に、たくさん話したのに、分かってくれたと思ってたのに!」
魔まどか「契約したって、良いことなんか何も無いんだよ。痛いし、死んじゃうよ」
魔まどか「それに、あなたが契約すると……みんなも死んじゃうかもしれないんだよ」

言って聞かせるようにして、だんだんと声に冷静さが戻ってくる。
それを黙って聞かされながら、でもわたしの中で、何かが芽生え始めていた。
初めは小さくて気付かないほどだった違和感の種が、突然大きくなり始めていた。
彼女が息を吐き、静かに言う。わたしはうつむいたままで。

魔まどか「契約しないって、約束して」

まどか「……いやだ」

魔まどか「っ!!」


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