過去ログ - まどか「もう大丈夫だよっ」まどか「あなたは……!」
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46: ◆D4iYS1MqzQ[saga]
2013/09/30(月) 00:03:02.42 ID:YABPfHeQo

数日が経つと、まどかの調子も落ち着いてきて、ほとんど元通りになった。
憎いけど、本当にキュゥべえは、ウソだけは吐かないのよね。
ただ、まれに調子がおかしくなることもあって、まだ完治とは言い難かった。

夕方の尾行を終えたら、いったん家に戻って夕食をとる。
と言っても、買い溜めしておいたインスタント食品ばかりだけれど。
そのあとは、夜の魔女退治。まどかも一緒につれて行く。
最初はかなり不安だったけど、そんなのはまどかがすぐに吹き飛ばしてくれた。

ほむら「まどかっ、後ろをお願い!」

まどか「オッケー!」

停止した時間の中で、打てば響くように返事が飛ぶ。
私の背後、まどかが使い魔どもを一掃するのが分かる。
すでに魔法の弓を使いこなしている。無数の光の矢は停止解除と同時に敵を貫く!

同時に、魔女が内側から膨らんで爆ぜた。まどかのおかげで楽に終わったわ。
辺りは朦朦とした黒煙に覆われ、思わず手で顔を庇い、薄目を開けて様子をうかがう。
背後には無数の使い魔の死骸が放射状に広がっている。普通じゃ捌き切れない数だ。
まどかの背中が、何より頼もしかった。

ほむら「やっぱり、強い」

魔女の世界が終わりを告げ、崩れて行く。

――そして、その日は来た。


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