過去ログ - まどか「もう大丈夫だよっ」まどか「あなたは……!」
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5: ◆D4iYS1MqzQ[saga]
2013/09/16(月) 03:38:33.54 ID:EgBVHZLT0

〜ほむら視点〜

ほむら「――事情は分かったわ」

まどかの話を一通り聞き、私は側頭部に精神性の痛みを覚えながら、
いつまでも呆然としているまどかを見た。全部、私の失敗だ。
まどかに契約させてしまうどころか、こちらの世界まで……。
私は自分に、嫌気が差す。

魔まどか「ねえ、ほむらちゃん。わたし、学校、行かないと」

生気の無い瞳を見開いて、まどかは何度も同じことを訴える。
一体何が起こったのか。単に前の世界でのショックをひきずっているだけか。
それとも、時間遡行の過程で何か問題があったのか。私には分からなかった。
目を閉じて、口を開いた。

ほむら「……とにかく、まどか」
ほむら「あなた、今日は休みなさい。疲れてるのよ。私が送るから……」

魔まどか「わたし、疲れてない」

瞬き一つせず、単調な声を返すまどか。

ほむら「……じゃあ、私のほうが疲れてるってことにしましょう」
ほむら「今日は私、学校に行きたくないのよ、まどかと一緒に遊びたいの」

まどかは、きょとん……として、瞬きを数度繰り返した。
抵抗が収まったので、私はまどかを押さえる手を離した。その瞬間。

魔まどか「――あっははははは!!」


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