過去ログ - まどか「もう大丈夫だよっ」まどか「あなたは……!」
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50: ◆D4iYS1MqzQ[saga]
2013/09/30(月) 00:08:30.12 ID:YABPfHeQo



首の無い看護婦。チーズを探し求める使い魔。
お菓子に彩られる、欲望にまみれた病院。悪夢の舞台。

わたしは叫び出したい気持ちと必死で戦った。
頭の中に、うつろな断面をさらしたマミさんの最期がちらついていた。

マミさんを助けるなんて、ホントにできるの?
視界の先は真っ暗。闇の中、希望が見えない。マミさんの最期しか。
マミさんがもう一度死んじゃったら……わたしもうダメ。魔女に……。

ほむら(――どか! まどか!!)

またしても頭のぐらぐらで、わたしはハッとした。
ほむらちゃんが怖い顔でわたしを睨んでいた。わたしは怖かった。

ほむら(いい加減にしなさい! ダメなら帰りなさいってば!)

なぜかテレパシーを使って、ほむらちゃんはわたしに叫んでいた。
でも……なに言ってるんだろ。へんなの。
わたしが帰ったら、それこそマミさん、死んじゃうのに。

魔まどか「ダメだよ! わたしが逃げたら、マミさん、死んじゃうんだよっ!!」

ほむら(声を落としなさい!)
ほむら(はっきり言うけど、今のあなたよりも私の方がずっと上手くやれるわよ!)

魔まどか「そんなことない! わたしだって、もう魔法少女だもんッ!!」

ほむら(だから、声を落としなさいって――)

マミ「――だれかいるの?」


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