過去ログ - まどか「もう大丈夫だよっ」まどか「あなたは……!」
1- 20
58: ◆D4iYS1MqzQ[saga]
2013/09/30(月) 00:24:14.55 ID:YABPfHeQo



マミ「ティロ・フィナーレッ!!」

魔まどか「な、何とか間に合ったぁ……?」

前の入り口とは違ったけど、とにかく例の場所に来ることができた。
マミさんの主砲がお菓子の魔女を貫く。
派生した長い帯が、かわいらしい見た目の魔女を空中に縛りつける。
そして……いま見ても恐ろしい光景。

魔女の口から黒い巨体があふれ出す。一瞬。マミさんの前で大きく口を開く。
丸飲みにしようと迫る。全てが前の悪夢の再現。
前のわたしは何もできず。ただ怯えて震えて。ズルく隠れて生き延びたけれど。

魔まどか(けど、今のわたしなら、何も恐れることなんて、無い)

魔まどか「マミさん……いま、行きます!!」

わたしは部屋の天井近くから、空中に飛び出した。
手に頼もしい弓の感触が伝わる。この一発で仕留めてみせる。
異常に背の高い丸テーブルのひとつに着地。わたしはその光景を見る。
呆然としているマミさんと、迫る魔女。わたしはその横。――間に合う!

魔まどか「ごめんね!!」

即座に矢を射ると同時、巨体の頭が爆発した。
まず音、そして衝撃、さらに誘爆して全身が吹き飛ぶ。
近くにいたわたしにも熱い衝撃が届き、ヒリヒリと痛かったけれど、
油断せず、目を凝らして、魔女の死を確かめる。
まだ固まっていたマミさんの前に、ベチャッと魔女の残骸が落ちる。

――やった!

魔まどか「マミさんっ!!」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
699Res/552.48 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice