過去ログ - まどか「もう大丈夫だよっ」まどか「あなたは……!」
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662: ◆D4iYS1MqzQ[sagesaga]
2015/02/06(金) 18:07:38.08 ID:WJwczXL3o



ほむら「ワルプルギスの夜を倒したら、あなたはこの世界から消滅する」
ほむら「今はもう、この場の誰もが、そのことを知っているわ」
ほむら「――あとは、その理由」

魔まどか「キュゥべえは、この世界にわたしが二人いる状況を、直すためとか……」

わたしが言うと、ほむらちゃんはキュゥべえを睨んで、「でたらめじゃない」と言った。
わたしは困惑した。「キュゥべえはウソをつかないはずじゃないの?」

ほむら「言ったでしょう。コイツはちょっと特別だって……、コイツには、明らかに感情があるわ」

みんなが驚いて、キュゥべえを見た。彼は平然としていた。
「キュゥべえ、それって本当なの?」わたしは聞いた。「本当だよ」とキュゥべえは答えた。

未来QB「今のは良い質問だったね、まどか」

魔まどか「……どうして?」

未来QB「あれ、分からないのかい?」
未来QB「もし僕に感情が無くて、本当の事しか言わないとしたら、今の質問にはノーと答えただろう」
未来QB「イエスと答える可能性があるのは、僕に感情がある場合だけだ。したがって僕には感情があると言える」

みんなが納得したように頷いたので、わたしも頷いた。
「話が逸れたわね」と、ほむらちゃんが言った。

ほむら「あなたがなぜ消滅するのか……、さっきキュゥべえが言った理由はでたらめだわ」
ほむら「なぜウソをついたのか分からないけど……、とにかく本当の理由をこれから話すわ」

みんなの視線がほむらちゃんに注がれた。
夜風に吹かれる髪を押さえて、ほむらちゃんはしばらく黙っていた。
やがて口を開いて、

ほむら「やっぱり、最初から話すしかないわね。すこし長くなるけど、聞いてちょうだい」
ほむら「そもそもの発端は、以前私が経験した、とある世界でのことだった……」

ほむらちゃんは話し始めた。


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