過去ログ - まどか「もう大丈夫だよっ」まどか「あなたは……!」
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◆D4iYS1MqzQ
[saga]
2013/09/16(月) 03:40:31.39 ID:EgBVHZLT0
体が硬直した。どこ、どこから聞こえた? 憎むべき白い悪魔の声。
そのとき、まどかは鞄を地面に下ろし、何か取り出そうとしていた。
魔まどか「待っててね、いま出してあげるから」
ほむら「まどか、あなた、まさか……」
そのまさかで、まどかの鞄の中から、アイツは姿を現した。
初めは尻尾だった。鞄のチャックの僅かに開いた隙間から、それは飛び出し、
器用に鞄を開いていき、するりと転がって地面に飛び出してきた。
QB「やあ、お互い無事に世界を渡れたようで、何よりだね」
ほむら「……どういう意味かしら」
魔まどか「この子は前の世界から一緒について来ちゃったキュゥべえなんだよ」
……なんて忌々しい。まどかはそんなことを願わなかったはずだ。
それなのにコイツは、まどかの願いの力を少しばかり横取りして、
こちらの世界に監視でもしに来たというのか。まったく……。
未来QB「誤解しないでほしいけど、別にまどかの邪魔をしに来たわけじゃないよ」
未来QB「むしろ、サポートと言うのかな、そのために来たんだ」
魔まどか「ありがとう、キュゥべえ!」
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