過去ログ - 苗木「ゲームをしようよ。闇のゲームをね……」
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362:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/10/06(日) 16:14:24.61 ID:lE+JnxTy0

それからしばらくして、落ち着きを取り戻した二人が、狛枝の方を向く。
視線を受けた彼は、頭を掻きながら、まいったな、といった顔をする。

「……いくら"希望"のためとはいえ、少しやりすぎたよ。ゴメン、ふたりとも」

「さあ…ボクを煮るなり焼くなり好きにしてくれ!」

狛枝は、本気で死を覚悟し、目を瞑る。
朝日奈葵ならともかく、大神さくらの一撃を受ければ、下手をすれば二度と立てない身体になるかもしれない。

けれど、そんな心配は杞憂だった。

大神「……ありがとう」

朝日奈「ありがと。苗木!…じゃなかった、狛枝!」

意外な言葉に、動揺を隠せない狛枝。だが顔はどこか嬉しそうだ。

「……批難こそされても、お礼を言われるような事はしてないと思うけど?」

大神「お主がいなければ……我は大切なことを思い出せなかった」

大神「強さとは……愛する者を守るためにあるのだ、と」

朝日奈「うんうん!」

「ボクなんかがいなくても、きっとキミ達なら気づけたさ……」

「だってキミ達は……"希望"溢れる才能の持ち主なんだから」


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