過去ログ - 苗木「ゲームをしようよ。闇のゲームをね……」
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524:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/21(月) 15:51:41.15 ID:9fXAV0Gu0

だが、江ノ島盾子は……終始無言のままだ。
そして、吐き捨てるように言う。

江ノ島「……寒い」

江ノ島「寒いよ。絶望的に寒い」

江ノ島「口を開けば希望、希望、希望、希望と……吐き気がする。絶望的に」

江ノ島「なんで……なんであんた達は、"絶望"しないのさ? 世界は滅茶苦茶になってて、家族だって、友達だって、みんなみんなみーんな死んでるかもしれないのにさッ……つか、実際死んでるし」

江ノ島「ここにいれば、生き延びられんのに、なんで出て行こうとするのさ? 死にたいの? そんなに死にたいなら黙って私様に……"絶望"に殺されろよ!!」

「それは…違うよ」

「ボク達は、生きている。そして、生きているから…"希望"があるから、前に進むんだ…!」

江ノ島「ウザイ、ウザイ、ウザイ、ウザイ、ウザイウザイウザイッ!!」

「ここで一生を過ごすなんて…"絶望"に屈して生きていくなんて…そんなのは、生きているとは言えないよ!」

江ノ島「キモイキモイキモイキモイキモイキモイ……ッ!!」

「だからこそ…ボク達はここから出ていく。たとえ世界が滅びていても、"未来"は……ボク達が"創"り直せばいい!!」

江ノ島「【世界に絶望しろ! 過去に絶望しろ! 未来に絶望しろ!】」


「「【希望】は……前に進むんだッ!!」」


最後のコトダマが、放たれる。

二人の"超高校級の幸運"の手から。

――江ノ島盾子にトドメを刺すために。


B R E A K !!


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