過去ログ - 男「ダークエルフが倒れている・・・・・・」
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129:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/11/28(木) 23:31:16.80 ID:XwkFdyQT0






自分の胸の中で寝息をたて始めたエルフを見て、男は笑顔を浮かべる。

窓から差し込む淡い青色の光が優しげに二人を照らしていた。

「(しかし、あの番のワイルドベア......違和感が拭えないな......)」

「(まずワイルドベアは自分の縄張りから遠くへは足を運ばない。だがこの森に
 アイツららしき縄張りを見た記憶はない)」

「(それにあの二匹は番だ。普通なら雌は狩りをする雄の帰りを巣で待つはず......)」

「(でもあのとき間違いなく二匹で俺を仕留めようとしていた......そして何より......)」

「(アイツらワイルドベアの生息地はここより西......エルフの国の周辺だ......)」

「(常識的にアイツらがこっちへ来ることはない......)」

「(だが、それを大きく裏切り、アイツらは姿を表した)」

「(これはおそらく......誰かの手引きだろう......)」

「(狙いは俺の命か......それとも......テオリアか......)」

「スゥ......スゥ......ん」

「テオリア......(でも、もしそうだとしても俺は......)」ナデナデ

「守ってやるからな?(渡さないよ......)」

「......ふぅ......はぁ......ん、ヴァ......ン」

「.............よしよし」ナデナデ


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