過去ログ - 男「ダークエルフが倒れている・・・・・・」
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66:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/11/09(土) 14:02:57.27 ID:r0gBPhtE0

「......え? け、結婚? 俺......と?」

「他に誰かいるのか? 男、私はお前が好きになった
 だから、私をもらってくれ」

「あ、えと......唐突すぎだろ......とと、とりあえず離れてくれ」

しかし、ダークは離れるどころかより一層、男へ密着する。

そして甘ったるい声音で

「返事をくれるまで離さないぞ」

「なぁ!?」

男は女性の誘惑に対していくらか強いと自負していたが、ダークの不意打ちに
冷静という二文字を、どこか遠い彼方へ蹴り飛ばされてしまった。

「いや......その......え、えーと......」

「男......」

そんな狼狽している男にダークは微笑みを添えた表情で
真っ直ぐに男に視線を注いだ。

男はダークのアプローチに頭がどうにかなりそうだったが
徐々に蹴り飛ばされた冷静さも返ってきた。

「ダ、ダークさん......ん......ご、ごめん離れてくれ」

男は一つ深呼吸、一瞬彼女のいい匂いが鼻孔を駆け回った。
それをなんとか追い払う。そしてダークへ真剣な顔を作り、言った

「......ふぅ、分かった。離れるよ。私は男のことを困らせたいわけでもないしな」

ダークそう言って少し名残惜しいような態度をしながら
男を包んでいた両の手をほどいた。


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