過去ログ - 三船美優「耳かきはいかがですか?」
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9:以下、新鯖からお送りいたします[sage saga]
2013/09/16(月) 23:28:43.43 ID:E65bz9q/o

「そんなに耳垢がありますか?」


「答えにくいのですが……はい。目立つのはだいたい取れましたが……まだあるので……

ここからは耳かきで取ります。痛かったら……すぐに言ってくださいね」


三船さんはポーチから取り出した耳かき棒を見せてくれた。さっきのものだ。


「煤竹(すすたけ)で出来た……薄くて細いことで有名な耳かきです。職人さんが手作りしているそうです。

煤竹というのは……田舎の古いおうちの天井で……何百年も囲炉裏の煙で燻された竹で……

とてもいい弾力の高級素材です」


「三船さん、詳しいですね」


「いえ……この耳かきの説明に書いてあったことの……受け売りです。では……」


ゆっくりと、慎重にかつ確実な手つきで、耳かき棒が入ってきた。

ごく優しく……ということは、もどかしいのだが、耳の穴の中をなでる。


     すーっ、すーっ。ぷちぷち。すーっ、すーっ。ぷちぷち


ぷちぷちというよく分からない感触。


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