過去ログ - 霧切「許してもらおうとはおもわないわ」苗木「死ねよ」
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36:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/18(水) 22:06:06.60 ID:7DEqfK9Lo
朝日奈「そ、そんな事ないよ! 苗木ならきっと霧切ちゃんを許してくれるよ!」

葉隠「そいだべ! 苗木っちなら……」

十神「貴様たちは何処までもめでたい頭をしているな」

私に向けられた朝日奈さんと葉隠君の励ましの言葉を十神君はばっさりと切り捨てた。

十神「奴は霧切を憎むと言った。自信が処刑される寸前であっても、顔色を変えずに霧切を睨み付けながらな」

霧切「……」

十神「この殺し合いが始まってから、誰にも怒りを向けていなかったあの苗木が、だ」

十神「……いや、いたな。奴が唯一、憎しみを持っていた奴が」

腐川「あ、あの苗木が……ですか?」

苗木君が、この殺し合いにおいて、唯一憎んでいた相手――その答えは、瞬時に閃いた。
超高校級の探偵としての、能力じゃない。今まで起きたきた殺人、そして学級裁判……その時に、いつも側にいた私には、彼の怒りの矛先が誰だかすぐに分かった。

それと同時に、絶望した。

十神「この殺し合い生活を仕向けた黒幕だ」

そう、彼はいつだって、モノクマに……いや、その後ろにいる黒幕に激しい怒りと憎しみを秘めた目で睨み付けていた。

あの時、処刑の寸前まで私を睨み付けていた眼と同じ視線を、彼はしていた。

彼にとって、私は既に黒幕と同様の憎悪の対象だった。


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