過去ログ - P「ある日突然、俺が美少女になってしまった話」
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9:[saga]
2013/09/21(土) 00:38:51.36 ID:X/SeOlyx0



「はい、もしもし」

『おはようございます、音無さん』

「……まだ続けてたんですか」

『俺だって可能なら戻りたいですよ。出社したいですよ。仕事したいですよ。でも……ゲホッ、ゲホッ』

「風邪ですか? というか、実家を追いだされたという設定らしいですが、じゃあ昨日はどこで寝たんですか?」

『雨が降り出したので、公園のトイレで。ゲホッ……』

「もしここまでのプロデューサーさんの言葉が全部本当なら、全身ずぶ濡れの美少女が公園のトイレに転がってたことになりますね」

『残り80円しかないので、極力節約しないと……。ほんと、金の問題はどうしたらいいんでしょうか……』

「私が乗ってあげるまで続けるつもりですか? はぁ……顔がいいならオジサマにでもおごってもらえばいいんじゃないですか?」

『……なるほど、売春ですか』

「いえそこまでは言ってませんが」

『最終手段として考えておきます』

「今日もお休みにしておきますから、律子さんが倒れないうちに出社してくださいね」

『ゴホッ、ゲホッ……はい、善処します』

「それから、風邪というのが本当なら、ちゃんと病院行ってくださいね」

『たぶん、今の姿じゃ保険証も使えませんから……』

「無駄に設定はちゃんとしてるんですね」

『……ちなみに、ものは相談なんですが、音無さんの家に泊めてもらうとか、そういうのは……』

「プロデューサーさんが出社してくれれば、うちで宅飲みしてもいいですけどね」

『そうですか、残念です……ゲホッ……それでは、また』





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