2:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/19(木) 21:25:51.80 ID:Y2g9a9Do0
 何やら恥ずかしそうな響 
  
 貴音は楽しそうな笑みをこちらに向けている 
  
 「ちょっとした趣向を考えてみたのです」 
3:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/19(木) 21:37:22.80 ID:Y2g9a9Do0
 「うぎゃー! 顔が近すぎるぞプロデューサー!!」 
  
 そう言うと、バックスステップをして貴音の後ろに隠れてしまった 
  
 何とキレがある動き、流石は響だな 
4:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/19(木) 21:43:55.40 ID:Y2g9a9Do0
 「もう、あなた様も響も落ち着いてください」 
  
 響の頭を優しく撫でながら微笑む貴音 
  
 おっと、ついつい悪乗りしてしまった 
5:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/19(木) 21:51:16.06 ID:Y2g9a9Do0
 二人が視線を交わし、こくりと頷く 
  
 「プロデューサー、今日は十五夜なんだ」 
  
 仲秋の名月ってやつかな 
6:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/19(木) 22:03:07.72 ID:Y2g9a9Do0
 「あー、ずるいぞ貴音! 貴音だって誘いたいって言ってたじゃないか」 
  
 「はて……私、身に覚えがありませんね」 
  
 面白いやつらだな 
7:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/19(木) 22:13:57.90 ID:Y2g9a9Do0
 「貴音、じゃあ準備しなくちゃ!」 
  
 「そうですね、では急ぎましょう、響」 
  
 準備か、俺も手伝うとするか 
8:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/19(木) 22:22:21.35 ID:Y2g9a9Do0
 「あ……違うんだプロデューサー! これには訳があって……」 
  
 響の焦っている声 
  
 「いや、大丈夫だ。気にしなくてもいいぞ」 
9:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/19(木) 22:36:51.08 ID:Y2g9a9Do0
 「ありがとう、プロデューサー!」 
  
 顔を上げて笑顔を見せる響 
  
 うんうん、お前にはその表情が一番似合うよ 
10:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/19(木) 23:41:53.69 ID:Y2g9a9Do0
 貴音と響が事務所から出るのを見送って、自分のデスクへと座る 
  
 残りの仕事を片づけてしまわないと 
  
 しかし、さっきはびっくりしたな 
11:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/19(木) 23:51:51.11 ID:Y2g9a9Do0
 月の中にはうさぎが餅をついている 
  
 日本人ならこう教わるだろう 
  
 ちなみに俺もそう教わった 
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