過去ログ - 魔法少女フラン☆マギカⅣ -SS速報VIP

過去ログ - 魔法少女フラン☆マギカⅣ

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557:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/04/07(月) 00:01:14.54 ID:uC7fbSqM0

「私、『文々。新聞』社社長兼編集長兼記者の射命丸文という者です。
以後お見知りおきを。名刺をどうぞ」

以下略

558:1[saga]
2014/04/07(月) 00:03:26.48 ID:uC7fbSqM0

　そんなやり取りの間にも、文は手帳を取り出し凄まじいスピードでメモを取っている。
キュゥべえに対して質問をしていない今、何を書いているのだろうか？

以下略

559:1[saga]
2014/04/07(月) 00:05:05.76 ID:uC7fbSqM0

　そのさやかだが、眠ったままの原因は不明。
咲夜に背負われた状態でパチュリーが“診て”、精神に異常はなさそうで、単に疲れて寝ているだけかもしれないという結論を出した。
頭でっかちな知識人の言うことなので、信憑性の程は知れないが。

以下略

560:1[saga]
2014/04/07(月) 00:07:01.98 ID:uC7fbSqM0

　こうして会話するのは半月、いや二十日ぶりくらいだ。
考えてみれば、そこまで久しぶりな訳ではないけれど、この間には本当にいろんなことがあり過ぎた。

以下略

561:1[saga]
2014/04/07(月) 00:08:19.85 ID:uC7fbSqM0

　“今”の姉にはそれなりに情があるのは知っている。
冷徹ではあっても冷血ではないと信じたい。

以下略

562:1[saga]
2014/04/07(月) 00:09:54.62 ID:uC7fbSqM0

「気を付けなさいよ」

以下略

563:1[saga]
2014/04/07(月) 00:11:17.04 ID:uC7fbSqM0

　これでいくつか疑問が解決した。

　パチュリーや文がこちらの、外の世界のカジュアルな格好をしているのも、

以下略

564:1[saga]
2014/04/07(月) 00:12:54.86 ID:uC7fbSqM0
「ねえ」

　不意に背後から声をかけられて、フランは思考の海から意識を引っ張り上げた。
パチュリーとともに立ち止まって振り返ってみると、何やらマミが物を聞きたそうな顔をして立っている。

以下略

565:1[saga]
2014/04/07(月) 00:14:33.55 ID:uC7fbSqM0

　遂に来たか、と思った。

　隣でパチュリーが「言うしかないわよ」という顔をしている。

以下略

566:1[saga]
2014/04/07(月) 00:16:11.09 ID:uC7fbSqM0

　やがて、フランが幽閉を解かれた時には両親はすでに死んでいて、だからと言って何の感慨も抱かなかった。
ああそうかと、遠いところに居る誰かさんが死んだような感覚だったのだ。

以下略

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