32: ◆.FkqD6/oh.[saga]
2013/09/19(木) 23:48:47.88 ID:N0hbP1yw0
P「ああ、大丈夫だぞ、頼子。夜更かししただけだ」
ちひろ「プロデューサーさんったら、頼子ちゃんと晶葉ちゃんを送った後、月見酒をしていたそうですよ」
P「なんとなく月を見ていたら……二人のことが浮かんだだけさ」
頼子「……ふふっ」
頼子「――名月や 池をめぐりて 夜もすがら」
頼子「……ですね」
P「ん?どういう意味だ……?」
頼子「池はなくとも、晶葉ちゃんが……ふふっ、まるで、楓さんみたい……」
頼子「それじゃあ……晶葉ちゃんに映る月は……私で、いいのかな……?」
P「おいおい……流石に俳句までは詳しくないぞ?」
頼子「ええ……そうですよね、忘れてください」
ガチャッ
晶葉「おはよう……ん、どうしたんだ?」
頼子「おはよう、晶葉ちゃん……ふふっ、なんでもないよ……?」
P「おはよう、晶葉。なんでもないから忘れてくれ……ああ、それより」
P「今日の夜は空けておくように。仕事もレッスンも、ちゃんと調整済みだからな」
晶葉「……?まあいい、わかった」
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