過去ログ - 男「吸血鬼がいる毎日」吸血鬼「血より缶ビールのが美味い!」
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12: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/09/20(金) 01:46:07.04 ID:lCRI3PIq0
男「あの、人手不足なのはわかりますけど、流石に二連続で面接なしなのはどうかと」

「いやいや、どうせこの先誰も来てくれないんだからサ。入れちゃおうよ」

吸血鬼「おお、あなたがここの店長ですか!よろしくお願いします!」
以下略



13: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/09/20(金) 01:49:05.85 ID:lCRI3PIq0
男「そういや、ハイスピードで決まったな。俺たちの採用」

吸血鬼「そうでしたねー、店長さんに感謝です」

男「ウチの電話の件といい、お前の事と言い、なんか人が良すぎるんだよ店長」
以下略



14: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/09/20(金) 01:52:08.57 ID:lCRI3PIq0
吸血鬼「なんでって……店長さんがそもそも人間じゃないんですから、気が付きますよ」

男「うぇえ!?店長人間じゃないの!?」

吸血鬼「明らかに小太りで顔色悪くて小柄じゃないですか……あの人は俗にいう小鬼ってやつですよ」
以下略



15: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/09/20(金) 01:56:05.20 ID:lCRI3PIq0
男(俺の知らないところで普通に人間の生活に妖怪が紛れ込んでいる)

男(怖いというイメージは無く、どちらかというとワクワクしてくる)

吸血鬼「でも先輩って物好きですよねー、吸血鬼だってわかってる私の家にホイホイ上り込んじゃうんですから」
以下略



16: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/09/20(金) 01:58:06.02 ID:lCRI3PIq0
吸血鬼「あと、先輩。さっき同居人とか言ってましたけど、彼女さんですか?」

男「どうしてそう思った?」

吸血鬼「その歳で同居とか言ったらそう考えちゃうじゃないですか」
以下略



17: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/09/20(金) 02:02:01.06 ID:lCRI3PIq0
吸血鬼「今度は先輩の家で飲みましょう!それで色々と証明されるハズです!」

男「やけに突っかかるなぁ……別にいいけど」

吸血鬼「ムフフ、ベッドの下とかテレビの裏とか調べちゃいますよー!」
以下略



18: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/09/20(金) 02:06:35.16 ID:lCRI3PIq0
男(あくる日、俺は家で家事をしている座敷童に代わって買い物に来ていた)

男(……特に用は無いけど、コンビニ寄ってくかな)

ウィーン
以下略



19: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/09/20(金) 02:09:50.12 ID:lCRI3PIq0
男「店長にセクハラとかされてない?されてたら俺に相談しなよ」

吸血鬼「あはは、流石にそんなことはされませんよー」

「人聞きが悪いなぁもう」
以下略



20: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/09/20(金) 02:13:48.55 ID:lCRI3PIq0
男(ちなみに、佐藤というのは彼女の名前だ)

男(見た目が外人さんで佐藤ってどうなのよって思うが)

吸血鬼「先輩、ちょっと待っててくれませんか?」
以下略



21: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/09/20(金) 02:16:10.35 ID:lCRI3PIq0
男(好かれているとは思うが、彼女と俺はそういう関係ではない)

男(もっと単純な、友達のような関係だ)

吸血鬼「お待たせしました!それじゃあ行きましょう!」
以下略



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