過去ログ - 男「吸血鬼がいる毎日」吸血鬼「血より缶ビールのが美味い!」
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41: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/09/20(金) 03:19:08.90 ID:lCRI3PIq0
座敷童「……あなたが次元の穴に落ちた時に、妖怪狐に会ったりしなかった?」

吸血鬼「狐……いえ、残念ながら」

座敷童「……そっか」
以下略



42: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/09/20(金) 03:22:11.72 ID:lCRI3PIq0
男「えっと、その妖怪狐ってのはコイツの姉貴みたいな存在だったみたいなんだ」

吸血鬼「その方も、ひょっとしたら私と同じで……」

男「そう、次元の穴にボッシュート」
以下略



43: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/09/20(金) 03:25:46.44 ID:lCRI3PIq0
男「その妖怪狐がいなくなったのは20年位前、俺たちが生まれる前の話」

男「もしかしてお前が20超えだったら……って思って聞いたんだよな?」

座敷童「……」コクン
以下略



44: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/09/20(金) 03:27:59.57 ID:lCRI3PIq0
男「送っていくよ、夜道の一人歩きは危険だしね」

吸血鬼「そんな、悪いですよー。これでも私強いんですから!」

男「ここは守らせてくださいよ、後輩さん」
以下略



45: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/09/20(金) 03:31:02.55 ID:lCRI3PIq0
……

吸血鬼「ふぅ……夜風が気持ちいいですね」

男「若干寒いくらいだけどね」
以下略



46: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/09/20(金) 03:34:39.58 ID:lCRI3PIq0
吸血鬼「私って、学生時代も種族の違いから自分である程度線引きしちゃってて」

吸血鬼「こうやって誰かに打ち明けたりすることが無かったんですよ」

吸血鬼「あ、もちろん両親には伝えましたけどね」
以下略



47: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/09/20(金) 03:36:50.54 ID:lCRI3PIq0
吸血鬼「だから、お友達として。先輩の近くに居たいですね」

男「お友達……そうねぇ」

吸血鬼「ひょっとしてガッカリしてます?」
以下略



48: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/09/20(金) 03:39:26.85 ID:lCRI3PIq0
男「ま、境遇はどうあれ」

男「ここの人たちは皆いい人ばっかりだよ」

男「今までみたいに線引きする必要もない、後ろ指刺すような人もいない」
以下略



49: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/09/20(金) 03:43:16.49 ID:lCRI3PIq0
吸血鬼「あ、もう着いちゃいましたね」

男「ウチからそう長い距離じゃなかったわね、んじゃそういう事で」

吸血鬼「また今度誘ってくださいね!」
以下略



50: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/09/20(金) 03:47:46.06 ID:lCRI3PIq0
男(たまたま二人のシフトが被ってた日)

男(彼女にとって人生(?)のターニングポイントを迎えることになった)

男「商品出しも終わってるし、発注も済んでる」
以下略



51: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/09/20(金) 03:51:24.67 ID:lCRI3PIq0
「むぅ、本部に連絡して趣向を変えてみるか否か……」

男「店長って小鬼なんですよね?よくバレませんよね」

「ああうん、これでも世の中沢山私たち側の味方って居るんだよ」
以下略



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