過去ログ - まどか「安価で1レスSS選手権!!」part9
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126:ユーモア欠乏症[saga sage]
2013/09/29(日) 14:27:15.05 ID:fSXMH7VAO
杏子「話をまとめると、つまりあんたは未来から来たってこと?」

ほむら「ええ、そう思ってもらっても間違いではないわね。だから厳密に言えば、あなたや巴マミに会うのもこれが初めてではないの」

杏子「……魔法少女のあたしが言うのもなんだけどさ。随分とぶっ飛んだ話だね。だいぶ前に読んだ小説を思い出したよ」

ほむら(何だか意外ね……そういえば、彼女とはプライベートについてあまり話したことがなかったわ)

杏子「……あんた今、似合わないとか思っただろ」

ほむら(あ、感づかれた)

ほむら「いえ、決してそんなことは……」

杏子「……」

ほむら「……正直少しだけ思ったわ。ごめんなさい……」

杏子「ふん。ま、別にいいけど」

ほむら(拗ねてるわ。どう見ても。えっと……)

ほむら「……ねえ、その本ってSFよね」

杏子「ん? まあ、そうなのかな……」

ほむら「私そのジャンルはあまり詳しくなくて、よければ本の名前を教えてもらえないかしら」

杏子「……何だったかなぁ。ここまで出掛かってるんだけど」

杏子「……。ああ、思い出した」

ほむら「何だったの?」

杏子「酔歩する男ってやつだよ。確か著者は小林泰三だったかな。あんた知ってる?」

ほむら「聞いたことないわね」

杏子「機会があったら読んでみなよ。気に入るかどうか分からないけどさ」

ほむら「ええ、ありがとう。そうしてみるわ」



【自室】

ほむら「……」ペラ ペラ…

ほむら「……」

ほむら「読むんじゃなかった……」

以来、本の内容がふとした瞬間に思い出され、そのたびにSGがほんの少し濁るようになりました。
オチが強引? 知るか!


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