過去ログ - さやか「バイオリン仮面・・・一体何者なの?」【前編】タキシードの物語
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524: ◆Q9mKomrfWbxO[saga]
2013/10/31(木) 22:16:40.46 ID:1AXtC1Ug0
キュゥべえ「彼は氷室という壁を前に立ち止まっている」

キュゥべえ「越えなきゃいけないという使命感に押しつぶされてバイオリンを弾かなくなることもありえる」


キュゥべえ「それだけに依存していた人間がそれにおいてどうしようもない差を味わうとき
人は挫折し・・・絶望する」

キュゥべえ「上条恭介はこれからバイオリニストの道も諦めてただ何者にもなれずに無気力に生きていくのさ」


さやか「恭介は・・・恭介はそんなに弱い人間じゃない!」

さやか「あたしに誓ってくれたんだ!音楽は諦めても・・・
普通の仕事に就いて、あたしと平凡な家庭を築いていこうって」


キュゥべえ「それはあくまでバイオリンが弾けない場合さ」

キュゥべえ「今の彼は弾けるのに・・・氷室を越えられないから弾きたくないと思っている」

キュゥべえ「弾けるのに弾かない。その自己嫌悪が彼を絶望させる」


キュゥべえ「君だって・・・彼にもう弾かなくていいとは言わなかっただろ?」

キュゥべえ「君が押し付けたんだ。氷室より上手くなってくれって」


さやか「そんな・・・」



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