過去ログ - モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part7
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18: ◆llXLnL0MGk[saga]
2013/09/24(火) 09:00:26.15 ID:hI8+kErr0
イヴ「……よっと」

イヴは肩からエストックをゆっくり抜くと、サヤをその場にペタリと座らせた。

サヤ「あ……ああ……」

『キ、キリリ……』

限界が来たのか、ペラがサヤの体から離れ、同様に地面にへたりこむ。

裕美「イヴさん! 肩大丈夫ですか!?」

心配そうに駆け寄る裕美。背には巴をおぶっている。

イヴ「大丈夫ですよ〜。何日かゆっくり寝ればなんとかなりますから〜」

まだ血が流れ出る肩を右手で抑えながら、イヴは裕美に笑顔で答えた。

ほたる「あの……その人は……?」

乃々を背負ったほたるも会話に加わる。

イヴ「今からお話を聞くところですよ〜。……あなた、お名前と所属と目的を教えてくれませんか〜?」

サヤ「…………ふん」

答える気は無い。そう答える代わりに態度で示して見せた。

イヴ「そうですか〜。……それじゃあ〜」

そう言ってイヴは抑えられた左腕で起用に箒を構えた。

サヤ(……死んだ、わねぇ。ごめんなさいヨリコ、カイを連れ戻す事も、あなたを守ることも出来なかった…………ッ!)

死を覚悟したサヤにこのとき、一つの案が浮かんだ。

一か八かの賭けだが、いずれヨリコを巫女から救うには、今はこれしかない。


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