過去ログ - モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part7
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292: ◆hCBYv06tno[saga]
2013/10/05(土) 22:27:11.18 ID:6QC03TrPO
突然、カースの巨大な体は後ろへと大きく吹き飛ばされ、行き止まりの壁へと激突した。

『えっ!?今度は何!?』

突然の衝撃に慌てながらカースは、続いてのイレギュラーがいるであろう方へ首を向けた。

マルメターノ「悪いな。あの小ちゃい子に頼まれてな。それに、子供が襲われてるのを黙って見過ごすなんてできなくってね」

ソーセージの移動屋台をひいた筋骨粒々の男ーーーマルメターノがいた。

『げっ!?海底都市にいたイレギュラー!?どうしてここに!?』

相手が海底都市に出没し、自分の情報収集能力で見ようとしたら、プロテクトがかけられ、読み取れた情報が名前とソーセージを売っているとしかわからなかった要注意人物だと気づき、つい叫んでしまった。

その言葉にマルメターノおじさんの顔は真剣なものに変わり、鋭い眼光でカースを見据える。

マルメターノ「なんで、お前は俺が海底都市に行ってる事を知ってるんだ?ここの結界といい、海底都市に急に貼られた結界……関係あるのか?」

『あっ……』

自分の思わず言った発言の事の重大さに気づき、遠くで操作している怠惰の人形師はやってしまった…と顔色を曇らせた。

レヴィアタンの雷が落ちるのが目に見える。

『(マズイよ……あたし口すべらしみゃった。それに結界をどんな方法かは知らないけど、抜けてきた相手……)』

冷や汗を流しながら、必死に思考する。


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