過去ログ - モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part7
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894: ◆llXLnL0MGk[saga]
2013/11/07(木) 00:21:54.38 ID:qgy0DZYQ0
マキノも、科学班工学チーム責任者である父も、家に帰らない日のほうが遥かに多い。

家では、母が一人で過ごしていることがほとんどなのだ。

サヤ「誕生日くらい、家に帰ればいいのに」

マキノ「そうはいかないわ。私の勝手な都合で海皇宮を離れて、その間に大事があったら……」

サヤ「……親衛隊は、マキノ一人じゃないのよぉ?」

マキノ「それは分かっているわ。サヤ達を信用していないわけでもない。ただ……」

マキノは俯いて言葉を切る。

サヤ「……?」

マキノ「…………何でもないわ。祝ってくれてありがとう、サヤ」

サヤへ向けて優しく微笑む。

任務上、作り笑顔は慣れたものだが、これは心から出た笑顔だった。

サヤ「……んふっ、どういたしましてぇ。ほら、料理が来たみたいよぉ」

見ると、いくつかの小皿を乗せたトレイを持って、みくがこちらへ歩いてきていた。

みく「はーい、バースデーAセット、まずは前菜おまちどうにゃあ♪」

終わり


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