過去ログ - 銀さん「魔法少女銀さん☆マギカ」マミ「それは御免こうむりたいなって」
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12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/09/24(火) 14:23:21.53 ID:57GKeuIl0
現実空間

ボヤァァァァァ…ン

銀さん「あ戻った、またあのミラーハウスもどんのかと思ってたぜ…」フゥ

マミ「何で……」

銀さん「あ?」

マミ「何であなたは、魔法少女でもないのに私を助けたの?」

銀さん「助けるだの助けられるだの…侍が動くのに理屈なんざいらねーさ」

 ギリィッ
 銀時がなんでもなさげに言ったその言葉に、マミは血が出るほどに拳を固める。
 マミが交通事故から自分だけ助かってから、命も時間も全てをかけて贖罪のように行ってきたそれをこの男はなんでもなさげに言ったのだ。

マミ「私は…っ人を助ける存在でないといけないのに!!それでやっと生き残った清算できてるつもりだったのに…」

銀さん「生き残った清算ねぇ…お前さんはそのために正義の味方にでもなるってかい」

マミ「………」

銀さん「俺にはお前が、重い荷物背負ってるからって他の荷物を背負うこと嫌がってるようにしか見えねえがね」

マミ「!!」

『マミさんには、わからねぇよ』

マミ「だから、何よ…しょうがないじゃない!!私にはこれしかないんだもの!!たった一つの使命を大切にして何が悪いのよ!!」

銀さん「荷物なんざ生きてりゃ嫌でもどんどん背負っていくもんだ。背負う覚悟もねえやつが過去の清算だなんだお膳立てした大儀掲げたところでいずれその旗にもボロがでらぁ」

マミ「……っ、でも……」

銀さん「どうだい、偶にはその荷物分け合ってみねぇか?」

マミ「…え?」

銀さん「どうせ帰るまで暇なんだ、家賃代わりにその重荷偶には肩代わりしといてやるよ」

マミ「…本当に、一緒に戦ってくれるの?」

銀さん「気が向いたらな」

マミ「側に居てくれるの?」

銀さん「返れる日までな。それまでにゃもうちょっとマシな背負い方も見つかるだろ?」

 ………こうして、魔法少女でもない侍と魔法少女がコンビを結成し半月ほどしたところで
 この物語は始まりを告げる。



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