過去ログ - 遊佐司狼「神栖66町?」 -SS速報VIP

過去ログ - 遊佐司狼「神栖66町?」

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102:永遠の刹那ルート[saga]
2013/09/24(火) 20:44:05.26 ID:9uY3Vfri0
　「さて、と」

　司狼は、物見櫓の一番上にいる鏑木の所まで一気にジャンプする。

　「おい、どこに逃げる気だよ。「最強」の呪力者さん」

以下略

103:永遠の刹那ルート[saga]
2013/09/24(火) 20:44:59.28 ID:9uY3Vfri0
　司狼の創造により、呪力を封じられた神栖66町の人間達は呆気なくバケネズミ軍に降伏した。町民達はバケネズミの軍に投降し、広場は大勢の投稿者達で埋め尽くされた。

　スクィーラは兵士達に町民に対する虐殺を禁じ、一旦全町民を広場に集め、自分達バケネズミの真実を町民達に伝えようとした。

　兵士達にコロニーからミノシロモドキを持ってこさせ、町民達に自分達バケネズミの正体と、過去をミノシロモドキを通じて伝える。

以下略

104:永遠の刹那ルート[saga]
2013/09/24(火) 20:46:07.53 ID:9uY3Vfri0
　司狼が一喝すると再び民衆は黙り込む。強みであった呪力を封じられている今、諾々と従う他はないのだ。自分達の命はバケネズミの兵士達と司狼に握られている状態
だ。下手に逆らえば死が待っているということは町民達も理解しているようだ。しかしスクィーラの要求である「対等の関係」並びに「バケネズミを人間として見る」ということが
如何に難しい課題かを思い知らされた。ミノシロモドキに記録された真実をそのまま民衆に伝えたはよいが、中々それを受け入れてはくれそうもなかった。五百年という長きに渡り、
支配者と服従者の関係だったのだ。急にそんな事実を告げられても都合よく納得してくれる展開にはなりそうもない。

以下略

105:永遠の刹那ルート[saga]
2013/09/24(火) 20:47:14.20 ID:9uY3Vfri0
　「それより大変なことが起きた。今はラインハルトとメルクリウスがマリィを護っているが、「奴」相手にいつまで持つか分からない」

　「奴？」

　「詳しい話は後だ。急いで俺と一緒に来てくれ」

以下略

106:永遠の刹那ルート[saga]
2013/09/24(火) 20:48:37.10 ID:9uY3Vfri0
　「ああ」

　蓮は司狼の要望を適えるべく、詠唱を開始する。

　「海は幅広く無限に広がって流れ出すもの水底の輝きこそが永久不変

以下略

107:永遠の刹那ルート[saga]
2013/09/24(火) 20:50:11.99 ID:9uY3Vfri0
以上で「永遠の刹那ルート」は完結です。次は「神栖66町征服ルート」を投下します。

108:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/09/24(火) 21:07:55.05 ID:AVx61X1Zo
67までのやつは終わったん？

109:永遠の刹那ルート[saga]
2013/09/24(火) 21:10:18.64 ID:9uY3Vfri0
>>108
はい、あれは自分では「バケネズミの復讐ルート」ってことにしています。

110:神栖66町征服ルート[saga]
2013/09/24(火) 23:02:43.98 ID:9uY3Vfri0
　全てが「既知」だった。

　何をしようにもそれが付きまとってくる。

　刺激を求めている自分にとってそれは酷く退屈なことだった。

以下略

111:神栖66町征服ルート[saga]
2013/09/24(火) 23:03:35.75 ID:9uY3Vfri0
そう思った。

　死ぬのであれば連中との戦いは中々に楽しかった。

以下略

112:神栖66町征服ルート[saga]
2013/09/24(火) 23:04:15.45 ID:9uY3Vfri0
　目を覚ました司狼は自分の周囲を見渡す。家の中だ。多少小ぢんまりしてはいるものの、暮らしていくには充分過ぎる程の広さがある。昔ながらの木で出来た
和風の家だ。家の中央には囲炉裏がある。外からは小鳥の囀りが聞こえてきた。自分は今まで床に敷かれた布団で寝かされていたことに気付いた司狼。

「……どこだここは？」

以下略

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