過去ログ - 遊佐司狼「神栖66町?」 -SS速報VIP

過去ログ - 遊佐司狼「神栖66町?」

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38:ゾードン[saga]
2013/09/23(月) 21:30:22.84 ID:7Grk61Et0
「労働を与えているから生存を許してやっているのだ。連中がどんな不満を抱いていようが、反意を持つのであれば「駆除」するだけだ」

　「あー、スクィーラの言うことも最もだわな。こんな程度の低い連中に支配されるのは我慢になんねぇだろ」

　これ以上の話し合いは無駄だと悟った司狼は、懐から愛用の銃、デザートイーグルを取り出す。

以下略

39:ゾードン
2013/09/23(月) 21:32:24.64 ID:7Grk61Et0
　司狼は、森の中に逃げ込み、呪力による攻撃から逃れる。五人の「死神」の繰り出してくる呪力を避け続ける司狼。

　「喰らいやがれ！！」

　森の中を移動しつつ、右手に持つデザートイーグルを五人に向け、トリガーを引く。

以下略

40:ゾードン
2013/09/23(月) 21:41:56.73 ID:7Grk61Et0
先程バケネズミ達の身体を破裂させた力も司狼にとっては身体に軽い衝撃が走る程度だった。「ルサルカ＝シュヴェーゲリン」から奪い取った魂の数はおよそ一個連隊分の人数。
それだけの人間の魂から生成される不可視の霊的装甲は呪力でも壊すことが容易ではないようだ。

　単純に多くの魂を吸収した者程、その強度は高くなる。教会でのベイとの戦いでは劣勢を強いられはしたものの、通常の銃火器などでは[ﾋﾟｰｰｰ]ことなどできないレベルには到達している。

以下略

41:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/09/23(月) 21:44:15.32 ID:y8uAfaNSo
saga 入れようsage じゃないぞ

42:ゾードン
2013/09/23(月) 21:46:58.32 ID:7Grk61Et0
　それに司狼には聖遺物の使徒としての力がある。

　デザートイーグルでただの銃弾しか発射できないわけではない。ルサルカから奪い取った「血の伯爵夫人」の拷問器具の数々。それらを銃の弾丸に込め、発射することができる。

　鎖。針。車輪。桎梏。短刀。糸鋸。毒液。椅子。漏斗。捻子。仮面。石版。

以下略

43:ゾードン[saga]
2013/09/23(月) 21:47:33.52 ID:7Grk61Et0
（甘ぇよ馬鹿が！！）

　司狼は五人が警戒を解いた一瞬の隙を突く。

　好機はこれ一度きりだ。これ以上炎の中にいると五人が周囲の炎を呪力で消してしまう可能性がある。僅かに五人が安堵の表情を見せたその刹那だった。

以下略

44:ゾードン[saga]
2013/09/23(月) 21:48:43.74 ID:7Grk61Et0
>>41
sagaって入れているんですけど、こうなってしまいます・・・。

45:ゾードン[saga]
2013/09/23(月) 22:02:04.49 ID:7Grk61Et0
　刺さった針を抜き、潰された両目を覆いながらのたうち回る。

　潰された両目から夥しい血が流れている。確か「乾」と呼ばれていた監視員の一人だ。

　「ど、どこだ！？　どこにいる！？」

以下略

46:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/09/23(月) 22:02:07.61 ID:ZDTVrpMxo
>>44
ところどころ入ってないわよ

47:ゾードン[saga]
2013/09/23(月) 22:05:43.44 ID:7Grk61Et0
　これ以上話しても無意味と悟った司狼は、銃口を乾に向ける。と、司狼は、森の中からこちらの様子を見守る、乾達に潰されかけていたコロニーのバケネズミ達の生き残りに気付く。

　「よう！　お前等！　こいつをお前等の好きにしていいぜ！！」

　そう言うと、数十匹のバケネズミ達が森の中から出てくる。そして誰もが殺気を孕んだ眼光をしていた。そして乾の所まで来ると、縄で手足を縛り上げ、洞窟の中に連行していく。

以下略

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