過去ログ - 【安価】京太郎「清澄にチャンピオンがやってきた」和「10スレ目ですね」
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382: ◆HrLD.UhKwA[saga]
2014/03/03(月) 21:51:42.15 ID:2fNplBNl0
安価→1


京太郎(ここは、下手に奇を衒うよりも真っ直ぐ行こう)

京太郎「辻垣内さん、俺たちに力を貸してもらえませんか?」

智葉「力を貸せだと? きみ、本気で言っているのか?」

京太郎「こんなこと冗談で言いません。ほとんど面識もないのに、いきなりこんな厄介事に巻き込むのは申し訳ないと思ってます。でも、今は少しでも力が欲しいんです」

智葉「仮に私が力を貸したとしても、まだ敵の力は強大だぞ。インターハイの運営には臨海(うち)の理事たちも携わっている。奴らは自分たちの目的のためになら、どんなことでもやる亡者たちだ」

智葉「今回、ルールが変わって私が団体戦に出場できるようになったのだって、もしかしたら理事会の奴らが裏で糸を引いていたのかもしれない」

京太郎「辻垣内さんの力も結界に取り込むために、ですか?」

智葉「あくまで推測だがな。今年の留学生たちも、もしかしたら勝つためにではなく、結界を完成させるための生贄として選ばれただけなのかもしれない」

京太郎「そこまで、やるもんなんですか?」

智葉「そうあってほしくないというのが私個人の願いだが、実際のところはどうなんだろうな」

京太郎「……辻垣内さん、お願いします。力を貸してください」

俺はただただ頭を下げる。

誠心誠意頭を下げる。それ以外に思い付かなかった。

智葉「……一つ聞かせてくれ。どうしてきみはそこまでするんだ?」

智葉「元はといえば永水が原因で、きみは全くの部外者だ。あの女の指導で、異能の力を身に付けたとはいえ、きみがそこまでする義理はないだろう」

智葉「一体、何がきみを動かすんだ?」


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