104:土蜘蛛[sage saga]
2013/10/08(火) 17:34:24.61 ID:JcuFLAqt0
「だれが! その程度で嫌うわけねぇだろ! ふざけてんのか、テメェ。勝手に人のこと値踏みしてんじゃねぇぞ。んなことでテメェを見捨てるとでも思ってんのか!」
インデックスが大きく目を見開く。
「俺はな、十年間でいろんなことを経験してんだっつの。確かにお前が背負ってるもんは途方もなく重てぇよ。世界中の魔道書覚えてて、さらには魔術使えたなら魔神だときたもんだ」
上条はさっきの怒った顔とは打って変わってインデックスに優しく笑いかける。
「でもな、俺がそんな ”ちっぽけ” なことでお前を見捨てたりするかよ」
たとえ、右手がなくとも眼がなくとも上条は助けようとするだろう。
助けない理由などどこにもないのだから。
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