206:土蜘蛛[sage saga ]
2013/10/14(月) 11:53:39.81 ID:9EEvdlb20
神様、この物語(せかい)がアンタの作った奇跡(システム)通りに動いてるってんなら
――まずは、その幻想をぶち殺す!!!
207:土蜘蛛[sage saga ]
2013/10/14(月) 11:54:24.70 ID:9EEvdlb20
左手に握り込まれた短刀により、二つの魔方陣が亀裂も含め等しく『十七分割』される。
さらに、右手が振るわれ跡形も無く消え去る。
あまりにも簡単に。
なぜこんなもので苦しめられていたのかと笑えるぐらい簡単に。
208:土蜘蛛[sage saga ]
2013/10/14(月) 11:55:07.88 ID:9EEvdlb20
インデックスから声がブツリと切れる。
そのことに安堵する間もなく、上条は濃厚な『死の匂い』を上方から感じた。
魔術師が叫んでいる声を無視し、上を向く。
そこには、何十もの光り輝く羽があった。
209:土蜘蛛
2013/10/14(月) 12:00:25.84 ID:9EEvdlb20
投下終了のage
一巻は150レス以内に収めるつもりだったんだけどなぁ……
このスレで何巻までいけるか!
この調子だと五巻の最初辺りでしょうか?
210:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/10/14(月) 12:04:12.17 ID:D5yG/GQ6o
あきらめ早くね
なに受け入れてんだよ
211:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2013/10/14(月) 13:48:35.49 ID:OTzZU7RR0
乙
どう見ても余力たっぷりだから、幻想殺しで消しきれそうだし、この当麻なら禁書を抱えたまま退避できそう
当麻がチート性能である意味がなくなってるような
212:土蜘蛛[sage saga ]
2013/10/14(月) 13:55:25.37 ID:9EEvdlb20
〜第七話〜
目を閉じたときに見えるのはまぶたの裏だと思っていた。
それがどうだろう。
今見えているのは着物の上に赤いジャンパーを羽織った青年であった。
213:土蜘蛛[sage saga ]
2013/10/14(月) 13:56:36.25 ID:9EEvdlb20
「あのさ、学生服とは違ってオレ達は決められた運命だって殺せるんだよ」
「それに、お前が死んだらあの子はどうなんのさ?」
上条は苦笑いを浮かべる。
214:土蜘蛛[sage saga ]
2013/10/14(月) 13:57:57.76 ID:9EEvdlb20
目を開くと同時に、幻想殺しをoffにする。
そして、魔術回路に魔力を流し込んでインデックスを抱えていない左手に三本のナイフを創り出す。
隠し持っていたナイフは最初の一撃のときにほとんどを落としたし、何より取り出している時間が惜しい。
眼を全開にすると、蒼紅い輝きが増す。
215:土蜘蛛[sage saga ]
2013/10/14(月) 13:59:12.26 ID:9EEvdlb20
投影、投擲。
投影、投擲。
投影、投擲。
ただそれの繰り返し。
時間が経つたびに幻想殺しoffの副作用により脳に負荷が増えていくが、気にせずに繰り返す。
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