287:土蜘蛛[sage saga]
2013/11/02(土) 15:45:26.51 ID:F27PYKWo0
「あ」
インデックスが何かに気づいたように、唐突に立ち止まる。
「どした、インデックス?」
288:土蜘蛛[sage saga]
2013/11/02(土) 15:47:27.44 ID:F27PYKWo0
にしても、俺はインデックスに甘すぎるんじゃないだろうか。
上条がそう考えたとき、
インデックスの動きが唐突に止まる。
それを感じ取った上条は首を傾げる。
289:土蜘蛛[sage saga]
2013/11/02(土) 15:48:46.81 ID:F27PYKWo0
上条はため息をつく。それはインデックスの行動に、ではない。
後ろに立つ少年に対する、ため息だ。
「で、何だ? ステイル君?」
290:土蜘蛛[sage saga]
2013/11/02(土) 15:49:52.48 ID:F27PYKWo0
唐突に、上条が右手を前に突き出す。
ガラスの割れるような音と共に、一片のためらいも無く振り下ろされた炎剣が消える。
「おいおい。殺されに来たってか?」
291:土蜘蛛[sage saga]
2013/11/02(土) 15:54:51.78 ID:F27PYKWo0
ステイルは手に持っていた大きな封筒を、人差し指で飛ばした。
分厚い封筒はフリスビーのようにクルクルと回転しながら上条の手元へ収まっていく。
ステイルが何やら呟いた瞬間、刃物で切ったように真横に裂ける。
292:土蜘蛛[sage saga]
2013/11/02(土) 15:55:25.81 ID:F27PYKWo0
ひらり、と上条の前に一枚の資料が飛んでくる。
「で、何だよ? 友達でも紹介すりゃネコの餌代でも貰えんのか?」
「そこ、女の子が監禁されてるから。どうにか助け出すのが僕の仕事なんだ」
293:土蜘蛛
2013/11/02(土) 15:57:04.64 ID:F27PYKWo0
遅くなったことをまずはお詫びします。申し訳ございません。
漢検に模試と忙しくて、、、
書き溜めもあまり無いので、ボチボチ進んでいきます。
ではでは、、、
294:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2013/11/07(木) 22:46:38.08 ID:cStjQKur0
知らん間に来てた、乙ー
295:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/11/08(金) 15:09:36.93 ID:XLH1SCPGo
乙
296:土蜘蛛[sage saga]
2013/11/17(日) 17:39:34.33 ID:92yNBEuQ0
「今の『三沢塾』は科学崇拝を軸にした新興宗教と化しているんだそうだ」
つまらなそうに言うステイルに眉をひそめながらも、上条は話を促す。
「で?」
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