過去ログ - 黒髪少女「青空真下のカフェテラス」
↓ 1- 覧 板 20
24: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/09/24(火) 01:38:08.39 ID:RYcfgPSi0
「フフ……。あぁ、あなたの質問には一つ一つ答えますよ。こういうのは慣れてますから」
辺りの大自然の環境からか、男は大分落ち着きを取り戻したようだ
25: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/09/24(火) 01:39:57.31 ID:RYcfgPSi0
「サキュバスは好色で、主な糧は人間の男性の”精”ですね。流石に同じ人型である人間は食べませんよ」
ん?
26: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/09/24(火) 01:42:17.16 ID:RYcfgPSi0
これで解りましたよね?私が何者か、あなたを食べる気はない、遊んでいるわけでもありません」
握りこぶしを作り、まるで演説でもしているかのように力説をする
27: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/09/24(火) 01:43:47.63 ID:RYcfgPSi0
コホン
わざとらしく咳払いをして息を整える
それはともかく……と、繋ぎ
28: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/09/24(火) 01:47:18.26 ID:RYcfgPSi0
「まぁ、人それぞれ何じゃないですか?」
自分から話せと言っておきながら適当な返事で返され、ショックで動きを止めた
29: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/09/24(火) 01:48:36.57 ID:RYcfgPSi0
男は思い返す
思えばそうだった
未熟で弱虫で情けない自分をこの旅で見てきた
30: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/09/24(火) 01:50:21.15 ID:RYcfgPSi0
男は少女に向き直り、真剣な眼差しで見つめる
「魔物の君に人間とか人生とか語られても……ねぇ?」
31: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/09/24(火) 01:52:32.47 ID:RYcfgPSi0
「ご来店ありがとうございました、またのおこしを」
「意図的に来れたらまた来るよ」
32: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/09/24(火) 01:54:17.12 ID:RYcfgPSi0
「あ、あと最後に。聞いてなかった質問があったんだけど」
男は思い出したかのように聞く
33: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/09/24(火) 01:57:51.88 ID:RYcfgPSi0
――――――
―――
―
黒髪少女「どうですか?純真無垢な私の日常の物語、楽しんでいただけましたか?」
34: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/09/24(火) 02:00:53.31 ID:RYcfgPSi0
黒髪少女「コーヒーを飲みながら、風を感じて聞く語りもオツなものでしょう」
金髪少女「その後、その男はこの店には現れたのか?」
黒髪少女「彼はその後店には来ていませんよ。招き入れる気もありませんので」
60Res/25.51 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。