10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/09/25(水) 06:46:37.37 ID:Mo0g5hMVo
症状は軽い脳震盪だった。多分階段から滑り落ちた時に頭を強くぶつけたのだろう。
何故予想かというのは誰も春香が滑り落ちているところを見ていないからである。
ひょっとしたら手すりを乗り越えて落ちたかもしれないが、そんなアホなことはさせないし、多分気づくと思う。
なので、滑り落ちただろうということである。
春香はベッドで寝ているが直に起きるだろう。
そんなに心配しなくても大丈夫と医者は言っている。しかし、親御さんから春香を預かっている以上、こちらの責任には変わりない。
外傷などのスキャンとかは起きてからするそうだが、一応目の届く範囲で外傷チェックをしておこう。
と、俺は春香の髪に手を伸ばす。
バシッ
「それはわたくし達が行います」
と、自力で辿り着いた貴音に手を払われてしまった。
来るのが早すぎる。どうやって来た。
更にしばらく戻って来られないようにか
「ジュース買ってきて」
と、貴音と一緒に来た真美に追撃もされてしまった。
春香を見守るのを貴音と真美に任せて俺はジュースを買いに行くはめになった。
自販機で何を買おうか悩んでいると連絡を知り、駆けつけてきた律子に会った。
経緯を話すと「私はお茶」と言い残し春香の病室に向かってしまった。今度センブリ茶を淹れてあげよう。
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