過去ログ - オティヌス「おにいちゃん、だいすき」フィアンマ「そうか」
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372: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/10/20(日) 15:20:21.05 ID:UXE0Xkdq0

『グレムリン』の元メンバー達は、自分達なりの人生を歩んでいる。
フィアンマはただ一人、木原加群だけは蘇らせなかった。
自分のせいで死亡した人間ではないことや、彼の人生における目的を知っていたから。

ベルシ―――木原加群は現在、とある少女と共に世界を回って多数の争いを止めているようだ。

「ロキの野郎はどっかで詐欺師でもやってんじゃねえかな」
「そうか。…わざわざ現状報告に来てくれたのか?」
「まあな。後は古い知り合いと話す位はいいかと思ってよ」
「なるほど。お前自身は相変わらず経験値集めとやらに奮闘しているのか?」
「もう習慣みたいなもんだからな。それで、やっぱり俺とは戦ってくれないのか」
「ほかを当たれ」
「だろうな。そう言うと思ったよ」

トールは立ち上がり、オティヌスを見やる。

「邪魔したな」
「ああ」

元魔神は視線を逸らし、雷神は出て行く。
余計な言葉の無さは、別に仲が良い訳ではなかったことを如実に示していた。


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