過去ログ - オティヌス「おにいちゃん、だいすき」フィアンマ「そうか」
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4: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/09/26(木) 21:36:02.30 ID:59/kP5GY0

途中から、何も覚えていない。
目が覚めた時には、天井が見えた。
木目の、一般的な住宅の様な、天井。

「……」

夢か、とふと思って。
しかし、現実は甘くはなく。

「目が覚めたか」

椅子に腰掛けているのは、隻眼の少女だった。
物々しい眼帯ややたら露出度の高い魔術的に重要な構成をしている衣装はそのままに。
室内だからだろうか、流石に帽子は脱いで傍らに置いてある。
長い脚を組み、彼女はフィアンマを見つめていた。

「……魔神オティヌスだったか」
「いかにも」
「……何の為に俺様を連れてきた」
「対抗勢力に持ち去られる前に、とでも言っておこうか。
 後は、まあ、お前の体質は"使える"という理由もないわけではない」

対抗勢力、についてはわからない。
体質、というのは恐らく純粋な『神の子』に匹敵する自分の『力』。
それに基づく莫大な幸運や勝率のことだろう。


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