過去ログ - オティヌス「おにいちゃん、だいすき」フィアンマ「そうか」
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6: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/09/26(木) 21:36:23.70 ID:59/kP5GY0

「正規メンバーはともかく、非正規に会わせると不味いか…? 
 特にイリヴィカの奴は個人的に恨みをぶつけそうだからな。
 とはいえ、殺すのは簡単……いや、『負』や処理が面倒だ」

少女が何やらつぶやいている。
フィアンマはそんなことを気にも留めず、目を閉じた。
まだまだ眠いし、体力が回復していない自覚はある。

「お前には働いてもらう」
「………」

毛布を被り直す。
相手の力量は何となしに悟ったが、噛み付く程フィアンマは戦闘狂ではない。
また、怯える程弱々しいヒロイン属性も持ち合わせてはいない。

「私の手伝いをしてもらう」
「……手伝い?」
「まあ、幸運アイテムがてらじっとしていれば良い。
 お前には露払い程度の性能しか期待していないのだからな」
「そうか」

どうでも良いから寝かせてくれ、とばかりにフィアンマは毛布を被る。
オティヌスはそんな彼の様子を暫く眺め、やがて立ち上がる。
そして、振り返ることなく部屋を静かに出て行った。



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