過去ログ - 【オリジナル】乙女合体ガチユリダー
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121:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/10/21(月) 20:56:36.89 ID:sSy7oH0AO
 魔女……強力な審神者の能力を使ってこの歴史を破壊しようとした『世界の敵』。
 しかし、さいかはその人となりを知らない、事件が余りにも別次元へと向けて大きすぎて正確な情報がガイアの何処にも残っていないのだ。
 『多くのものの知らない場所で、ひっそりと起きて終わった事件』、『ガイアも生命も記憶しない、記憶できない事件』として、顔を知っているだけだ。
 見た限りあのおちゃらけた女がその本人とは信じがたかった。
 ひょっとしたらただ似ているだけ、あるいは関係しているだけの別人ではないかと思っていた。
 しかし、容呼ははっきりと、断固として言い放った。

根元「あの事件は、ガイアでも認識しきれないほど歴史の特異点が交差しすぎていた…ただの人間が、そこまで知っているはずがない」

容呼「そりゃそうや、私達が彼女を止めたんやから」

根元「……人類側の神、か」

容呼「さいかさんらガイアがこの世界の情報を知識として収束する地球の意識が生んだ神だとすれば…私は全生命の持つ集合無意識に積み重ねられた知識と意識が生んだ神の一人…まぁ、私は審神者にこの世界に引っ張り出されて概念的に人間として固定されとるさかい、今のさいかさんと一緒やね」

容呼「でも私だけやない、八尾ちゃんと…それともっとたくさんの人の協力と犠牲を払って、私は彼女を止めた…私自身あの人とは事が起こる前からの知り合いでな、」

根元「ふぅん、それで囮になっているのね。一度世界を破壊しようとした最重要危険人物、いくら全生命の駆逐を目的にしたジオイド達でもあくまで立場はこの世界の守護者、最大の敵を優先して狙うというわけ…いったい、何の心変わりがあってあの女はそんなことを…」

容呼「今の綾乃もな、その記憶が無いんよ」

根元「!!!!」

容呼「綾乃にはあの事件にかかわる多くの記憶が欠落しとる、それが罪に対する罰なんかはわからへんけど…それで私達が教えて自分が何をしたかという事実だけを知っとる、残酷なことやけどな…」

根元「罪滅ぼし・・・?」



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