過去ログ - 【オリジナル】乙女合体ガチユリダー
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176:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/11/04(月) 20:47:45.68 ID:AE1e8/XAO
P.A.U.R.司令室

綾乃「やーみんなもうそろそろ奈良ついてるかしらねぇ?お土産そろそろ要求しとく?」

オペレーターA「高校生にたからないで下さいよ」

オペレーターB「P.A.U.R.が表にでれない原因て八割型この人のせいだよねー」

オペレーターC「ねー」

綾乃「そこ!せめて聞こえないとこで陰口たたいてね!!」

綾乃「……はぁ」ギシッ

綾乃(燕糸…か……)



29年前 2009年


 私は日々をただ鬱屈したまま過ごしていた。
 『それまでの私』は、ただ家族が不仲であるだけの悩みを抱えた学生でしかなかった。
 しかし、いつだったか……男のヒトと出会って…

『君には、現実を壊す覚悟があるかね?』

 目が覚めたのは、燕糸神社の一室だった。

綾乃「ここは……」
 右肩に感じる鈍痛に目を覚まして起き上がると、その部屋には三人居た。
 一人は、綺麗な長い白髪の女の子。
 もう一人は、どこか女の子に似てる…黒い髪でサングラスをかけた和服の幼女。
 そしてもう一人は…短い茶髪の、私と同じ高校生くらいの……
 あれ? 私、同じくらいの男を見下ろしてる?

容呼「綾乃…?綾乃っ綾乃ぉ!!!!」ぎゅっ

綾乃「いっつ!!いたたた!!何するの!?」ジタバタ

 感極まったのか、白い少女が私に抱きついた。
 その衝撃で気がついた、私はどうやら何かの事故に巻き込まれたらしい。
 右肩だけじゃない、体中の骨がきしんで悲鳴を上げた。

容呼「あ、ああ…堪忍な、綾乃…」

綾乃「ぜぇ…ぜぇ…というか、あなた達…誰?」

「「「……!?」」」
 私がそういった瞬間、その場にいる三人の表情が険しくなった。

容呼「あ…あはは、綾乃、なにいうとるんや……」

 白い少女が、震える声で言いながら私に手を伸ばす。
 怖い…怖い…何で、彼らは私を知っている?

八尾「あねさま…」
容呼「……まさか…」

男「……綾乃、今は西暦何年かね?」
綾乃「な、何よいきなり名前で…」


綾乃「2004年でしょ?」


容呼「…っ」

男「……やっぱり、な…」

八尾「……とぼけてはいないな?」

 呆然とする白い少女に代わって、黒い少女が訪ねる。

綾乃「とぼけるって…何いって」

容呼「八尾、もうええ」

八尾「しかし……」

容呼「綾乃…いや、『明・綾乃さん』。今からちょお突拍子もない事を話しますえ」


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