過去ログ - 【オリジナル】乙女合体ガチユリダー
1- 20
192:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga sage]
2013/11/07(木) 13:45:23.16 ID:mXAVpMwy0
琴主「なっ…!?リリーブレード…!?」

正純「いや、形状がちょっと違います!!」

アベル「遅かったじゃないか…見つからないからってやけ起こしたのかい?アダマス」

 アベルが見上げアダマスと呼んだ黒いリリーブレードは、確かに交たちの乗るそれとは違う形をしていた。
 大まかなシルエットはそう違わない、しかしところどころ流線的で生き物のような印象を持たせるパーツが組み込まれている。
 そしてアダマスは機銃をアベルとさいかの間に向けた。

琴主「……!!!!さいか危ない!!」がばっ

根本「きゃっ…!?」ドシャッ

 ドガガガガガガガガガガガ!!!! と、機銃は正確にアベルを縛るさいかの触手を断ち切ると、さいかがいた場所にも向けて大量の銃弾を放った。

根本「あ、ありがと…」ゾッ

琴主「……っ、アベル…おまえ!!」

アベル「悪いね、『連れ』は少々加減が聞かない性格でね」

琴主「あんなのとはぐれたの!?」

根本「そっち!?」

 アダマスが低空飛行でアベルの上に近づくと、変形して腕をだしてコクピットを開いた。
 コクピットは無人だった。

アベル「探してもらって悪いけど、僕はそろそろ妹を迎えに行かなきゃならないんだ」

琴主「妹?」

根本「ニュクス因子を出す男…まさか、妹って…!!」

正純「はじめちゃん!?」

琴主「待て!!はじめちゃんをどうする気だ!!?」

 気づいて問いかける交たちに、アベルは薄く笑いながらアダマスの腕に飛び乗って身軽な動きでコクピットに乗った。

アベル「黙ってて悪かったけど、君たちがガイアの使者を倒しているのは知っていたんだよね…君たちは、彼の相手でもしていたらどうかね?」

琴主「……!!」

 気づくと、奈良の町に向かってゆっくりと飛行する全長80mもの巨大なナスカの地上絵のような物体が上空を通り過ぎた。

絵ジオイド『PMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMM…』ゴウンゴウン

琴主「ジオイド…!!」

根本「ちょっと、何あのデカさ!!」

アベル「それじゃあね」ガシュン ギュオオオオオオン

 アベルはその隙に燕糸神社へとめがけて飛んでいった。

琴主「くそっ、どうしたら……!!」ギュオオォォォォン

 その時、轟音を立てて巨大な銀色の三角飛行機が両翼にリリーキャットとリリーブレードを下げて飛んできた。




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
208Res/314.06 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice